旅は好きです。


現在中国で最も注目されている日本人
加藤嘉一さんのこんな文章を拝読しました。


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皆さんこんにちは。加藤嘉一です。

トルコ中西部を歩いてきました。
カッパドキア、パムッカレなど世界遺産に登録されている神秘的な空間を
廻りながら、歴史の悠久さを肌で感じてきました。

当時のまま残っている古代ギリシャの遺跡などを目にし、
心身を歴史に委ねてみると、「当時の人たちはどんな生活をしていたのだろう?

千数百年も前の時代に、どのようなライフスタイルが営まれていたのだろう?
もしかしたら、科学技術の発展を物質的に、直接的に享受する僕らなんか
よりも、よほど先進性に飛んでいたのかもしれない。
精神的に豊かな人生を送っていたのかもしれない」などと考えてしまいます。

未来を考えることは即ち歴史を振り返ることであり、
その間に現在という時間が横たわっているんでしょうね。
そういう意味では、私たち人類は歴史によって生かされているんです。

旅は好いものです。

旅人のような生活を送っている僕ですが、現在という非日常的な時空から
将来の日常を見出す、そんな作業をしています。
断続的なプロセスの中で、自らのアイデンティティーを確立し、
価値観を更新していく。
何がリアリティーで、何がバーチャルなのか。
常に本質と根本を追求していける人間でありたい。
人生とは終わりなき旅なんだと改めて感じさせられる。

旅を通じて、ヒトは成熟する。

これからギリシャに向かいます。


加藤嘉一 2012年2月1日 雪の中のイスタンブール国際空港の喫茶店にて

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という事で、3月末から4月にかけて
トルコ(カッパドキア)〜ギリシャ〜イタリアと回ることにしました!

って宣言しとこう!言っちゃえばこっちのもの。。。 

とはいえ、一緒に行ってくれる(はずの)娘が頼りです。
娘のいるフィンランドから果たしてどうやっていくのか、まったく見当がつきません。暢気なもんですが・・・

コルビジェの東欧旅行とも同じ行程だぞ〜。