絵馬製作 お手伝い

こちらは、陶芸でお世話になっている工房。

日本画が専門でもある先生は20歳の時から毎年、手書きで絵馬を奉納されているそうです。

法雲山東漸寺 馬頭観世音 御宝前

今年初めて私もお手伝いさせていただきました。

 
躍動感あふれる馬を一気に描かれる筆さばきは、圧巻です。

お手伝いは色付けです。白い馬にするためには、まず墨をぬります。
緊張しながらの一作目。


墨を塗ることで、鮮やかな白が浮かび上がります。
出来上がりはこんな感じになる・・はずです。


納期はあと約一週間。色付けのお手伝い頑張ります。

貴重な体験させていただいています。

手作りのかき餅をいただきました。梅が入っていてとても良い香り。


追記:

先生のお父様である渡辺鍔空(がっくう)先生は、小林古径先生の愛弟子。
小林古径先生といえば、教科書にもよく載っている日本画の大家。

『髪』は、重要文化財です。

ご自宅(工房)には、博物館級の素晴らしい作品があちこちに・・・
ところ構わず・・・という感じで何気なくあります。

すごい空間ですけど。。。あまり気にされてないご様子。

日本三古碑のひとつ『多賀城』の拓だそうです。
目の前に飾ってありました。

めったに見れるものではありません。