DVD鑑賞『蝶の舌』

1999年スペインアカデミー・ゴヤ賞脚色賞を受賞した映画『蝶の舌

スペイン内戦前のガリシアの片田舎の小学校でグレゴリオ先生とであったモンチョ少年は、生きていくための本当の知識を教わっていく。

キラキラしたモンチョ少年の瞳が光り輝く成長のあかし。


色々な切り口があるけれど、今問われている学校教育という切り口からすると、これほど素晴らしい教育はないなぁ。と思います。

グレゴリオ先生。。教員でもなく、教師でもなく、正に『先生』です。

結末は、沢山の課題を私たちに残しています。

ちょっと切ない。

でも石を投げながらモンチョ少年が叫んだ「蝶の舌」に救われます。




<ある日のグレゴリオ先生の授業より>

もうすぐ春が来る。

天気が良く暖かい日には

森へ行って生物の勉強をしよう

生物は好きかね?

自然は私たちの親友で

人間が見る事のできる最大の驚異だ

アリが砂糖を得るために 家畜を飼ってるのを知ってるかい?

クモが何百万年も前 潜水艦を発明したことは?

では、チョウチョに 舌があるのを知ってるかい?


<先生と少年の会話>

モンチョ少年「人間は死ぬとどうなるの?」

グレゴリオ先生「どうなると思う?」

モンチョ少年「何だか恐いや」


この続きを知りたい方、思わぬ結末を知りたい方は、ぜひ映画をご覧くださいませ。



今朝のお散歩にて


紫式部

自然の生み出す紫の美しさにほれぼれ。