登り窯の準備が着々と パート2

今日は、窯いれです。

釉薬をかけ終え、底を綺麗に拭った作品をいれていきます。

隣り合わせの作品と微妙な隙間を作りながら、無駄なく入れます。



煉瓦でふたをします。(この後、泥で塗り固める)
右下の2つの煉瓦はまきをくべる為、引き抜き可能にします。


安全祈願の神棚を用意します。



登り窯の横に咲いていた皐月


そしてツルキキョウ



さて、どんな風合いに仕上がるでしょうか。楽しみです(^o^)
無事に火入れができますように。



差し入れにきな粉飴を作りました。
これなら時々顔を出すお隣の農家のおじいちゃんにもうってつけ。
歯にくっつかないし、飴とは言えとても柔らかい。

蜂蜜ときな粉だけで作ったどこか懐かしい〜健康志向の一品。
甘いもので疲れをとりましょう!


棒状にしてから切っていきます。





《参考》釉薬のいろいろ

〈基礎釉〉は2種類

・並白 (透明釉)

・土灰釉 どばいゆ (透明釉)


〈その他、工房で使っているもの〉

・糠白 ヌカジロ ( もみ灰を入れる)

・藁白 ワラジロ (ワラ灰を入れる)

・泥並釉 ドロナミユウ (テカらない)

・鉄釉 テツユウ (テカらない)

・灰釉 ハイユウ

・伊羅保

・黒釉

・飴釉


何も釉薬をかけない方法 = 焼きしめ
備前の土などには良いのですが、関東の土だとガサガサとした質感になってしまう。