ご住職のいい話

昨日は、父親の三回忌。

2010年の12月11日にあちらへ行ってからあっという間に月日が経ったなぁ。
久しぶりの一同の集まりは楽しく和やかに過ぎ、その様子をきっと喜んで見てくれてるんだろうな。。って思った。

上毛三山の榛名、赤城、妙義に囲まれた曹洞宗のお寺さんで、ゆったりと、ほっこりと時が流れ、般若心経で家の繁栄を、そしてその後三回忌供養のお経を読んでいただいた。

先代の大僧正が亡くなり、現ご住職は学校の先生をやりながらのお勤め。

穏やかで、優しい微笑みが絶えないご住職のお説教は、いつも決して威圧的でなく、通り一遍でなく心から生の喜びを導いてくださるようなお話。

昨日のお話は・・・

お墓やお位牌について。
仏教の発祥地インドでは、亡くなるとすべて土に還すのでお墓や位牌はない。
(この話はなんとなく聞きかじっていましたが)残された者にとって心の拠り所として中国を経て墓や位牌ができあがったということ。

実際、宗教学の統計によると、位牌や墓をもつ文化の人間のほうが、残された人の寂しさを感じる度合いがとても低いそう。

お仏壇にご飯やお線香を供えて、亡き人があたかも一緒にいるかのごとく、時を過ごすことはとっても心の衛生上いいことなんだなあ。。。

こちら側のためのものなんですね。人間の生きる知恵といってもいいのかも。。。
信心深い方にはおこられちゃうかな?


今朝のお散歩にて。
朝日は力強く心身ともにエネルギーを満たしてくれる。。。




感謝!